エンデの「モモ」とシュタイナー
今「エンデのモモに読むシュタイナー哲学」という講座を受けているんだけど、これが本当に面白い。
シュタイナーというと日本では幼児教育でよく知られているけれど、本当は教育だけでなく医学や芸術、数学や農学に至るまで、様々な分野にわたる「ものの考え方」
エンデはシュタイナー学校に通っていたので、エンデの書いた物語はシュタイナーの考え方がちりばめられているらしい。
シュタイナー哲学を本格的に学び始めるとそれこそ「モモ」を読んでいるどころではなくなるので、学んでいる部分はさわりの部分だけ。
でも、これはいつかしっかり学びたいな。
シュタイナー哲学の考え方では、ライブ(五感で知覚したもの)とリーベ(好き嫌いなどの感情)はその場限りのもので消えてしまうが、ガイスト(その人の得た叡智、洞察)は消えずにその人の中に残り、その人の死後も残り続ける。
この考え方が、今気になって調べている荒川修作(美術家)の「天命反転」の考え方にも通ずるところがあるんじゃないかと思っているんです。
うわー、マニアック(笑)
分かる人にしか分からん世界。
そして自分でもこれ説明できるのか分からん。