心理学講師の歌ったり踊ったり

名古屋の心理学講師いのうえが歌ったり、日々のトラブルに踊ったりしているブログ

不味いレストランにわざわざ通っている私たち 1

突然ですが皆さんに質問です。

 

近所にお気に入りのレストランがあります。

好みの味付けなので、時々ご飯を食べに行っています。

しかし、ある時突然店主が代替わりをしてしまい、料理の味が変わってしまいました。

ちっとも美味しいと思えない。

さて、あなたは今後もそのお店に通いますか???

 

さて、私がなぜこんな質問をしたのかというと、「変わる」ための行動と関係しているからです。

私たちは程度の大小はありますが、同じパターンだと薄々気づいていても、お互いが不快になるような揉め事を起こしてしまいます。

また落ち込んだ時には、落胆したり、疲労感を味わったりなど、「馴染みの感情の巣穴」に入りたくなります。

 

それって先ほどのレストランに「不味い不味い」と言いながらも通い続けるのと一緒でじゃないですか?

 

レストラン程度のことであれば、私たちは「別のお店探そうかな」とか「とりあえずあのお店には行くのをやめておこう」と考えることができます。

しかし、揉め事や感情などはいとも簡単に毎度毎度「美味しくない」を味わいに行ってしまうのです。

 

ではなぜ、私たちは同じパターンを繰り返してしまうのでしょうか?

それはまた次回お話したいと思います。