心理学講師の歌ったり踊ったり

名古屋の心理学講師いのうえが歌ったり、日々のトラブルに踊ったりしているブログ

痛み耐性

ここ数日なんだか調子が悪い。

体が重いし、やたら眠くなるし、集中力がなくて困ったなぁと思ってました。

 

どうやら頭痛のせいだったみたいです。

 

私は「痛み」に鈍いようで、頭痛も吐くほど痛くなるまでそれが痛みなんだと気づかないんです。

これね、個人差もあるけど、小さい頃から親とかに暴力を受けて育った人によくある現象らしい。

確かに私、ほぼ毎日母親に何らかの暴力を受けてました。

 

痛みに鈍いって羨ましいっていう意見もあると思います。

現時点で痛みと戦ってる人にとっては痛覚なんて邪魔なものなのかもしれない。

でも痛みって体からのかなり強い危険信号なので、それに気付かないってものすごく危険です。

 

突然死する人の中にもこういう「痛みに鈍い」タイプが少なからずいると思います。

もう気付いた時には手遅れ。

「何でもっと早く来なかったんだ」なんて言われても分からないんだからしょうがない。

 

これって怖い話ですよね。

 

小さい子どもにとって体の大きな大人に手を挙げられて痛くないはずはないんです。

もし小さい頃の自分に毎日毎日痛みが襲ってくるとしたらどうでしょうか?

子どもは痛覚を鈍らせてその過酷な毎日をしのごうとします(全員がそういうわけではないけどね)

 

だからね、子どものことを叩いたり蹴ったりするのは私は反対です。

言うことなかなか聞いてくれない、危ないことをする、思わず手が出てしまう…。

親としてはいろんな理由があると思います。

でも、叩くことを続けることが将来の子どもの人生に大きく関わってくると考えるとどうでしょう?

親がやっていることは今一時のもので終わらず、その後の子どもの人生に影響するんです。

 

さらに子どもを叩いて育てることで、さらに暴力を加速させるという悪循環が起こることもあります。

でもそれは次の記事で。

 

とりあえずようやく自覚ができたので、鎮痛剤を飲んでしばらく寝ていたら治ってきました。

これってどうやったらもっと早く自覚ができるんかなぁ。

誰か自覚する方法を知っている人がいたら教えてください。