急げ、急げ、急げ!!
昨日は交流分析のアドバンス講座でした。
私もアドバンス講座はまだ初めて受けるので、驚きと発見でいっぱいなんですが、今回もとても興味深かったです。
前半に「ドライバー(駆り立てるもの)」を学びました。
このドライバーというものは、けっこう厄介で、自分を突き動かす教訓的なメッセージのことです。
教訓的だから良いんじゃないかと思ってしまいますよね。
ところがこの教訓的メッセージ、自分で自分の首を締めるんですよ。
例えば、私は「急げ」というドライバーを強く持っています。
確かにさっさと仕事や準備を終わらせることは悪いことではありません。
でも「ドライバー」の言うことを聞いていると、いつも忙しなく落ち着きのない毎日を送ることになります。
そして、どこまで急いだら自分にOKを出せるか…際限がないんです。
また、よく考えずに慌てて行動を取ってしまうので、「やらなきゃよかった」と後悔することも多くなります。
この「急げ」のドライバーを持っていて私が一番困っていることは、息子の保育園の準備が待てないこと。
毎朝イライラして息子を責めたくなります。
それが仕事や約束に間に合うかどうかに関係なく、とにかくのんびり見えていることにイライラして「早くして」「今それをやる時じゃないでしょ?」などと執拗に小言を言いたくなります。
自分で分かってるんで、だいぶ待てるようになったんですが、時々爆発しては反省…。
交流分析を学び始めてから、様々な自分の癖を改善できてきたなとは感じていますが、この「急げ」は本当に手こずりそうです。
「ドライバー」の解除方法は、自分がドライバーに支配されている瞬間に気付くこと。
そして自分を許す言葉をかけるようにします。
例えば「急げ」を持っている私は「ゆっくりでいい」という声かけをしながら行動します。
同じ「急げ」を持っていそうだなと感じた方はぜひ試してみてくださいね。
秋から交流分析入門講座が開講します。
交流分析は「人間関係の心理学」
人間関係で繰り返してしまうトラブルの仕組みや、自分の首を絞める悪い癖の改善方法などを学びます。
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