小さい私の間違って持ってきたもの
先日の「ドライバー」の続きです。
私は「急げ」というドライバー以外にも「完全であれ」というドライバーも少し持っています。
utautai-art-psychology.hatenablog.jp
そもそも「ドライバー」というものは親が子に対して期待や愛情から教え込もうとするメッセージのことです。
そう考えると私は「完全であれ」は散々教え込まれたような気がするんですが、「急げ」を教えられた記憶はありません。
何で私の中に「急げ」が生まれたのでしょうか?
私は母がやらなきゃならないことがちっとも終わらない、時間に遅れそうになる自分自身にイライラして癇癪を起しているのをよく見ていました。
母はADHD傾向(実際診断は受けてませんが)なので、家の中のことが中途半端になっていたり、鍵やはさみなどをいろいろなところに置いてしまって毎回探します。
そのイライラする姿を見て幼い私が「急がないと危険なことが起きる」と思ってしまったのかもしれません。
小さい頃って認知が大人とは違って未熟なので、親に言われたことだけが印象に残るわけではないようですね。
母は自分に怒っていただけなのに、私がそれを見ているうちに引き受けてしまっただけなのです。
これは母のせいでも私のせいでもありません。
小さい私が間違って持ってきたものなので仕方ない。
あー早く手放したい…ってこれも「急げ」か?(笑)
ゆっくり手放しまーす!
秋から交流分析入門講座が開講します。
交流分析は「人間関係の心理学」
人間関係で繰り返してしまうトラブルの仕組みや、自分の首を絞める悪い癖の改善方法などを学びます。
受講希望、お問い合わせはこちらへ