私は母に対する怒りを息子に向け変えている
実はちょっと凹みぎみなんですが、なぜかというと、「息子と私が揉めまくった理由が分かってしまった」から。
いつものスクールでの交流分析入門、「ゲーム」の回。
「ゲーム」とは何度も繰り返される不快な感情を伴う揉め事のことなんですが、交流分析を学ぶと揉める理由もだんだん分かってきます。
最近テキストの手直しをしているおかげで、かなり理解も深まっているためなのか、息子に強烈に腹が立つ理由が分かってしまいました。
私は母に対する怒りを息子に向け変えている
母とは本当に何度も「ゲーム」を繰り返してきました。
こうやって心理学を勉強をすることで、適切な距離が取れるようになり、旦那や息子がクッションになってくれるおかげもあって随分関係がマシにはなってきたけれど、私の心の整理はまだついていない。
こんなに母に対してまだ強烈な怒りを溜め込んでいたのかという気持ちと、今まで気づいていなかったとはいえ息子に八つ当たりをしていた申し訳なさで消えてしまいたいくらいです。
本当は恨み節の一つでも母に言ってやりたいんですよ。
でも、それを言ってもまた「ゲーム」のきっかけになるだけだと分かっています。
そして本当に残念なことにどれだけ恨んでも過去は戻ってこないし、自分のことは他人に変えてもらうことはできない。
今の私を自分で変えるしかない。
この怒りが息子に向けられるべきものじゃないと分かってから、怒りを感じると自分から別室に移動するようになりました。
だいぶ息子とゴタゴタ揉める回数が減ってきています。
良かったと思うことは、私の子どもの頃の家庭環境をよく分かってくれ、私が泣き言を言うたびに支えてくれる旦那と、私がどんなに理不尽でもブレることなく私を好きでいてくれる息子がいること。
そして自分がまだ過去に囚われていることに気付かせてくれる学びの場があること。
環境に感謝しつつ、少しずつ自分を変えていこうと思っています。