心理学講師の歌ったり踊ったり

名古屋の心理学講師いのうえが歌ったり、日々のトラブルに踊ったりしているブログ

痛み耐性2

PMSでどうしてもイライラしてしまうので、今月から漢方薬を処方してもらったんですが、月経時も出血量が減り、腰の痛みもだいぶ緩和されました。

痛みって人とは比べようがないので、痛みに鈍い私は「こんなもんは普通の痛み」と思っていたけど、出血量の減りっぷりを見ると実はけっこう痛みが酷かったのではないかと今更気付いています。

 

前回の記事の続きで「暴力の悪循環」という話が出てきましたが、今回はそのことについて。

 

utautai-art-psychology.hatenablog.jp

 

 

小さい子どもは日常的に暴力を受けている子どもは言葉での制止が伝わりにくくなり、保育士さんたちが現場で制止がきかなくて困ることがあるそうです。

叩かれる=悪いことをしたという構図が出来上がっているので、言葉の制止では「悪いことをした」という認識にならないんですね。

 

そして、さらに怖いのが日常的に暴力を受けると痛みを麻痺させるので、少々の痛みは平気になります。

そうすると言うことをきかせるために、もっと強い暴力を出さなくてはならなくなります。

 

こうやって悪循環は続いてしまうんです。

おぉ怖!!!

躾で暴力使っちゃいかんのは、こういう悪循環が生まれる可能性があるから。

 

もちろん、思わず手が出ちゃうときもある。

私自身、息子に一度や二度手をあげたことはあります。

でも絶対に、続けないこと。

そして極力言葉で制止をすることを忘れない。

 

そこを意識するだけでもだいぶ違うはず。

 

子どもが私たち親の庇護下にいるのはほんの少しの間だけです。

子どもが親の手が離れてからの長い人生を幸せなものにできるように、今から育てていくという意識を持つことが大事だと思います。