すき間を作る
コラージュを心理療法として使用する場合、素材を切り抜くときは余白を残して切るようにします。
でも私は趣味でコラージュをやる時は余白を残すのが好きじゃありませんでした。
きっちりシルエットの通りに切りたい。
もちろん人によって理由は様々ですが、これは私自身の頑固さなんじゃないかと思っています。
コラージュ療法で余白を残す理由は、余白=外界と内界の関わり方を示すものだから。
内界と外界との間に余白を残さないということは、自分自身を外界にガチガチぶつけながら、外界が変わってくれないかと待っているように見えます。
実際私はそういう部分があるので、コラージュ療法を学びながら「そういうことかぁ」と納得してしまいました。
最近少しずつ自分の頑固っぷりを自覚し始め、それに合わせて素材の余白は気にならなくなっています。