長く生きること
一昨日、96歳の大伯母が亡くなりました。
埼玉に住んでいた大伯母が車椅子生活になり、身寄りもないため私の実家で受け入れて約7年。
この夏から調子を崩して入退院を何度か繰り返していましたが、本人はまだまだ生きる気満々でいて、私達もまだもうちょっと一緒にいられると思ってました。
まだ元気な祖母(94歳)も大伯母も、この長い人生をどんな心境で生きてきたのだろう。
思い通りに動かなくなっていく体、身近な人々の死…沢山の喪失を受け入れながら日々を過ごしていく。
老年期は圧倒的に諦めなければならないことが増えていく中、それでも自分の生きている意味や価値を失わずにいられることが凄いと思います。
長く生きている、それだけで尊敬に値するなぁ。
葬儀の後、電車の中で、そんなことを考えながら帰ってきました。