アートセラピーは人生を変える②
前回アップしたアートセラピスト養成講座の私自身の気づき。
師匠が作った「1本の樹の瞑想」という詩があるんですが、その詩の朗読を聞きながら自由に身体表現をしました。
この詩は土の中で眠っている種が芽を出し枝を伸ばし、実りを迎えやがて葉を落としていく…という命の巡りをテーマにした作品です。
この詩はうちの講座では様々な場面で使われていて、私も何度も聞いていたんですが、今回は今までと違うものが自分の中に沸き上がりました。
今までは種の状態で土の中にいるシーンが一番気持ちがよく、イメージも土の中から育っていく樹を見ているばかりだったのが、初めて私自身が樹になって土の中から出るイメージが出てきて、夢中になって踊りました。
その後に描いた絵がこちら。
死にたいと思ったことは一度もないけれど、いつも死が近いところにあるのを感じてました。
どうしてだろう?と思いつつも答えが出ずにいたんですが、今回踊って絵を描いてようやく答えが出ました。
自分で土の中から出てきた、つまり私はようやく生きていることに自分でOKを出せたんだと思います。
いつも私が戻りたくなる暗闇から出ていく原動力は、やっぱり芸術表現なんだ。
まだあまり実感ないけど、少しずついろいろな事が変わっていきそうな予感。
その日のコラージュは講座の前に作っていたんですが、すごく華やか!
今日から変わるよ!って教えてくれてたんだと思います。